緊急避妊薬は30代前半の女性にしか作用しない?

緊急避妊薬とは、モーニングアフターピルとも呼ばれ、セックスの際にまったく避妊せずに行ったり、避妊していても途中でコンドームが破けたり外れたりして避妊に失敗した場合、妊娠を回避するために服用する避妊薬です。

定期的に服用するピルと違うのは、中容量なためホルモン量が低用量のタイプより多いということであり、その分体にも負担がかかります。

72時間以内に服用することで避妊効果を得られるもので、非常に高い確率で避妊を回避できます。
72時間以上経過した場合でも、120時間以内であれば効果は落ちますが服用によって妊娠しないこともあります。

緊急避妊薬は、30代前半の女性にしか作用しないと説明書きされている場合もありますが、それは30後半になると高血圧や女性特有の病気などのリスクが高くなるため注意が必要という意味かもしれません。

また、30代後半で喫煙習慣のある人は緊急避妊薬は処方できないことになっています。
なぜなら、ピルは体に血栓を作りやすくする副作用があるため、タバコの喫煙により血管が収縮する作用で心筋梗塞などの疾患を患う可能性が高くなります。

それ以外にもピルの服用により高脂血症や高血圧になる可能性もあるので服用は気をつける必要があります。

そのため、緊急避妊薬が欲しい場合は、直ちに禁煙かあるいは服用時期だけでも喫煙を控えなければ処方できません。

30代後半という年齢が悪いわけではなく、実際に閉経直前の50代前後の女性もピルを服用していることがあります。
加齢によってホルモンの分泌が減少することにより、肌や髪にハリがなくなったり、骨がスカスカになって骨粗鬆症の原因になったりもするのですが、ピルはそれらのリスクを軽減する作用があると言われているため、閉経間近の女性もピルを処方することもあるのです。

更年期障害の症状も軽減することから、年齢問わず、ピルは女性の体に良い影響を与えてくれると言えます。